2016年弁理士試験合格までにやったこと

おかげさまで弁理士試験に合格することができました。

合格までにやったこと、感じたことを以下に記録しておきます。

 

・2015年4月~9月

LECのアウトプット完成コースを受講開始し、勉強を始める。

基本的に通学(この時期は休日のみ)で、休んだときはWeb。

講義を録音し、繰り返し聴く。Web講義は、タブレットで風呂場などで視聴。

この時期のアウトプットは基本的に答練+Web講義で出る宿題。

答練ってよく聞きますが、要は演習みたいなもんです。

 

・2015年10月~12月

この時期から論文対策の講義と答練も始まる。通学は木曜夜と日曜のスケジュール。

論文は書き方から学ぶ。細かいルールがあるので、それを覚えながら、論理的に文章を書くことに苦戦した。手で文章を書くこと自体も久しぶりで大変。

とにかく慣れることが大事。

 

2016年1月~4月

年末休みは帰省せず、道場(集中講義的なもの)に通ったり、過去問をやる。

寂しい年明けだった一方、世の中の喧騒から離れて勉強に集中できた。

年が明けたら短答の割合をだんだん高くしていき、論文は模試の復習程度。

短答直前期は、短答に100%注力(論文の模試も最後の方は、会場で受けず、短答後に提出した記憶がある)。

 

模試の結果は良いときと悪いときでかなり差があり、安定しなかった。

特に商標や条約にその傾向が強かった。講義(勉強)の順番(特⇒意⇒商⇒条約…)からいって最後のほうになるので、手が回りにくいので仕方がないと思う。

模試の結果にはあまり一喜一憂せず、解けなかったところの復習をきちんとすることが肝要。

 

また、2016年度から科目別基準点制度が導入され、従来は難しい条約を捨てるという作戦ができたが、それができなくなった。上記のとおり、条約はかなり微妙なラインだったので、必死に勉強した。

特にPCTは、LECのテキストを、これ↓で塗りつぶし暗記。さらに過去問をひたすらやりつつ、なんでそんな制度になっているか理由をつけながら解くとよいとLECの佐藤先生がいっていたので、実行。

 

ゼブラ 暗記用 新チェックセット SE-360-CK 緑

ゼブラ 暗記用 新チェックセット SE-360-CK 緑

 

 結構使えるので、サブで使っていた法令集(PATEC企画のやつ)もこれで暗記ツールにしていた。

TRIPSは、道場で出る!といわれたとこだけ覚えた。(結局出なかったけど…)

マドプロとハーグは対比させながら勉強すると理解しやすい(同じとこ違うとこ)し、そこが問われやすい。

 

・2016年5月(短答受験)

四法は過去問をやりつくし、条文の正確な理解に努める。納富先生の道場でもらったシートを使いながら、条文をローラ式に一個一個理解、暗記する。

下三法は、過去問。

短答の会場は、立教大。一応下見はした。キャンパスがすごく綺麗。

受験中は、問題が法域順にならんで解きやすかったのを覚えている。

時間配分は計画通りで、見直しもできた。

しかし受かったかどうかはっきりとした手応えはなく、もやもや。自己採点をする気も起きず、LECの解答速報会も行かなかった。

今日くらいはいいかと思って、友人を呼び出して、飲む。帰りの電車でLECの解答速報を見ながら、友人に採点してもらうと、39点は越えていた。

 

続きます。